活動報告

2019年8月21日

「高崎経済大学リレー講座」のご報告

【白血病とその体験談に学ぶ】

2019年7月3日(火)高崎経済大学リレー講座を、当法人の跡部理事が担当し、
自身の白血病体験で学んだメッセージを出席した学生と市民受講者280名余に語りかけました。
池江璃花子さんや岡村孝子さんの発症報告とも重なり、かなりの関心をもって聴いて頂けたと思います。
8月に入り、受講学生268名からのレポートが届けられ、学生たちからは以下のようなメッセージが寄せられました。
自身が腫瘍体験をされたり、ご家族ご友人の体験と重ね合わせたご意見が多かったと思います。
特徴的なメッセージを箇条書きに掲載致します。(ご趣旨重複のメッセージは割愛させて頂きました)

・小学生の頃、妹が急性リンパ性白血病に罹り、1年半ほど闘病生活をしていました。
・白血病についてお話を聞くことができ、とても為になる講義内容でした。
・白血病とその体験談で、白血病という病気と血液の製造過程がよく理解できた。
・「がんで良かった」という最後のメッセージがとても心に響いた。普通なら言えないことだ。
  強く生きたい、当たり前のように大学で学べていることに感謝したい。
・生きることの大切さを学んで、自分の命を大切に一所懸命生きていきたいと思った。
・自分の身近な人を病気で亡くしてから、その人が生きられなかった分まで時間を大事にしないといけない。
何気なく過ごしている時間のあり難さと大切さに気づくことが出来ました。
・大病を乗り越えて私たちに命の大切さを教えて頂け、すごく尊敬した。
いままで以上に自分のこといついて考えなければいけないと感じた。
・明日ではなく「今」を乗り切っていきたいと心から考えを改めさせられた。
・生きるために自分ができることを考えるきっかけになりました。
・命ある限り、今を真剣に生きることが大切であり、後悔しないようにしたい。
・病気になったことは不運かも知れないが、不幸ではなかった、
この言葉はこの先の人生において大切な言葉となった。
・人間としての人生について学べた。一所懸命が一生懸命になる、素晴らしい言葉です。

その他多くの励ましのメッセージに感謝致します。

理事 跡部浩一 記