活動報告

2018年8月2日

「NPO法人血液情報広場つばさ 定例フォーラム」ご報告

2018年7月28日(土)13時より東京西神田ヤンセンファーマ(株)様会議場にて、
NPO法人血液情報広場・つばさ様主催の「血液疾患」の定例フォーラムが開催され、
当法人から、跡部理事が参加しました。
当日は、逆走する台風12号の関東上陸が懸念される最悪の天候でしたが、
定刻には全国各地から100名弱の参加者と、フォーラム運営を支えるボランティアの方々が参加され、
そのエネルギーと、何とか最善の道を模索したい参加者の熱気に包まれた会合となり、
驚かされ、励まされました。
冒頭、東京大学医学部付属病院血液・腫瘍内科の黒川峰夫教授が「血液がんとはどのような疾患か」
について、判りやすく概要を説明され、その後、5つの疾患別分科会に分かれ、それぞれにご担当医師から
「疾患の概要と治療」を中心に解説され、参加者の質問状にお答え頂く形式で展開、
参加者の理解を深める場となりました。
最後に、再度、全体会議に移り、血液がんサバイバー4名の方々からのメッセージが語られ、一人ではない、
仲間がいることを熱く発言され、最後に慈恵大学の東條克能先生から「内分泌についての基本を学ぶ」解説を頂き、
質疑応答を経る時間をもつ大変、貴重なフォーラムとなりました。
黒川・東條先生ほか、仙台・山梨・都区内からも各疾患別の先生方も参加され
「学会でもこれだけの陣容が揃うことは少ない」と評される素晴らしいフォーラムでした。

次回は、8月下旬に京都から順次、高松~東京・名古屋でも開催を予定されています。
都度、当法人のHPでご案内させて頂きます。