活動報告

2015年2月17日

辻 友紀子~パステルの絵本~『また きょうも みつけた』原画展

パステル画家 辻 友紀子さんの絵本『また きょうも みつけた』の
原画展が水戸京成百貨店で開催されます。
お近くにお越しの際は是非お立ち寄りください。

【うさことわたしの物語の絵本『また きょうも みつけた』】
【絵本『また きょうも みつけた』原画展】

タイトル:辻 友紀子 ~パステルの絵本~『また きょうも みつけた』原画展
会  期:平成27年4月23日(木)~27日(月) 5日間
営業時間:午前10時~午後7時30分 ※最終日は午後5時閉場
会  場:水戸京成百貨店 9階イベントホール
主  催:辻 友紀子 ~パステルの絵本~『また きょうも みつけた』原画展実行委員会
共  催:株式会社ポプラ社
内  容:絵本『また きょうも みつけた』21点の原画展
イベント:応援ライブ 4月26日(日)

≪作者からのメッセージ≫
本展は、絵本『また きょうも みつけた』(ポプラ社刊)の原画展です。この絵本に出てくるうさぎの「うさこ」は、わたし自身です。
「うさこ」は、病気で自由に動けないわたしに、絵をとおして自分の想いを表現するという自由をくれました。
この絵本には、10年以上の月日のなかで、描きあげた作品がおさめられています。
「うさこ」とわたしの物語から、あなたが、なにか光のようなものをみつけてくれたらしあわせです。
わたしは、5歳のときに、難病・進行性筋ジストロフィーと診断されました。
15歳のときに車椅子の生活になりましたが、18歳で絵を描くことと出会いました。
いつの間にか生まれた「うさこ」の絵をたくさん描きました。絵に合わせた文章もたくさん描きました。
27歳のとき、人工呼吸器ユーザーになりましたが、「うさこ」の絵本を出版することを夢見ながら、描き続けました。
33歳のとき、呼吸状態悪化を機にした入院中、「うさこ」の絵本こと、『また きょうも みつけた』が出版になりました。
この物語には、病気の進行と闘いながら、苦しみを越えて、希望をみつけて生きていこうとするわたしの半生が描かれていました。
病室で読みながら、涙がとまりませんでした。もがきながら、それでも生きていこうとする自分自身の姿に勇気が湧いて来ました。
退院後も闘いは続きましたが、「自分だけではなく、たくさんの人にこの絵本の世界を届けたい。」と強く想い、
この原画展を企画することを決意しました。
どうぞ、絵本『また きょうも みつけた』の世界へ遊びにいらしてください。

いつもありがとう。

原画展発起人・辻 友紀子

パステル画家 辻 友紀子公式サイト
『また きょうも みつけた』単行本/ポプラ社